女君はすこし過ぐし 桐壺10章29
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:葵の上/光源氏
直列型:A→B→C:A→B→C
《女君はすこし過ぐしたまへるほどに》A
女君はすこし年嵩でいらっしゃったのに、
《いと若うおはすれば・ 似げなく恥づかしと思いたり》B・C
婿殿がたいそうお若いので、不似合いでいたたまれないとお思いでした。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った