御禄の物主上の命婦 桐壺10章18
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:命婦/語り手の説明
中断型:A|B:A、B
《御禄の物 主上の命婦取りて賜ふ》A
引入れ役のご褒美の品物を、帝付きの命婦が取り次いで下賜される。
《白き大袿に御衣一領 例のことなり》B
白い大袿にご衣装一揃え、これは慣例通りである。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った