御前より内侍宣旨う 桐壺10章17
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:帝/内侍/左大臣
直列型:A→B→C:A→B→C
《御前より 内侍宣旨うけたまはり伝へて》A
帝よりの宣旨を内侍が承り、左大臣に伝達、
《大臣参りたまふべき召しあれば・参りたまふ》B・C
御前に参られるようにとのお召しなので大臣は参上される。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った