内裏にも御けしき賜 桐壺10章14
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:帝/左大臣/光源氏/葵の上
分岐型:A→(B→)C→D:A→C→D、B→C
《内裏にも御けしき賜はらせたまへりければ》A
帝へもご内諾を賜れるように画策なさっておられ、
《さらばこの折の後見なかめるを添ひ臥しにもと・もよほさせたまひければ・さ思したり》B・C・D
ならばこの折りの後見もないようだから、添臥にでも、とお促しになったので、その心づもりで今日を迎えた。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った