いとかうきびはなる 桐壺10章12
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:光源氏/帝
直列型:A→B→C:A→B→C
《いとかうきびはなるほどはあげ劣りやと・疑はしく思されつるを》A・B
全くこんないたいけな時に髪上げしては見劣りしてしまうと帝は案じて来られたが、
《あさましううつくしげさ添ひたまへり》C
今拝舞なさる宮の姿には目を見張るばかりの美しさが備わっていた。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った