02 帚木16章

原文　読み　意味

なよびかに女しと見れば　あまり情けにひきこめられて　とりなせばあだめく　これをはじめの難とすべし

原文　読み　意味

事が中に　なのめなるまじき人の後見の方は　もののあはれ知り過ぐし　はかなきついでの情けあり　をかしきに進める ...

原文　読み　意味

また　まめまめしき筋を立てて　耳はさみがちに　美さうなき家刀自の　ひとへにうちとけたる後見ばかりをして　朝夕 ...

原文　読み　意味

ただひたふるに子めきて柔らかならむ人を　とかくひきつくろひてはなどか見ざらむ　心もとなくとも直し所ある心地す ...

原文　読み　意味

げにさし向ひて見むほどは　さてもらうたき方に罪ゆるし見るべきを　立ち離れてさるべきことをも言ひやり　をりふし ...