馬頭物定めの博士に 083

2021-01-1102 帚木01章~06章

帚木 原文 かな書き 現代語訳 第6章01

馬頭物定めの博士になりて ひひらきゐたり

むまのかみ/もの-さだめ/の/はかせ/に/なり/て ひひらき/ゐ/たり

左馬頭は物定めの博士となってまくし立てている。

物語の深部を支える重要語句へのアプローチ

物定め

物のよしあしを判定すること、具体的にはこれからなされる、指物・絵・書の優劣の判定ならびに人の情の判定。

ひひらき

馬がいななくことで、左馬頭が得意げに話すことを、その名前にかけた語り手の揶揄。

附録:耳からの情報処理(語りの対象 & 構造型)

語りの対象:左馬頭

馬頭物定めの博士になりて ひひらきゐたり》A
左馬頭は物定めの博士となってまくし立てている。

直列型::A

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

大構造(になりてひひらきゐたり/一次

〈馬頭〉物定めの博士になりて ひひらきゐたり

主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

2021-01-1102 帚木01章~06章

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