いかではたかかりけ 042

2020-09-20☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

帚木 原文 かな書き 現代語訳 第3章11

いかではたかかりけむと 思ふより違へることなむ あやしく心とまるわざなる

いかで/はた/かかり/けむ/と おもふ/より/たがへ/る/こと/なむ あやしく/こころ/とまる/わざ/なる

(左馬頭)どうしてまたこんなことになったのか、と思ってもみないことだけに、妙に心惹かれる境遇である。

帚木 注釈 第3章11

かかりけむ 02-042

「かくありけむ」でこうなってしまったのかと現状の原因を過去にさぐる。

心とまる 02-042

興味がわく。愛着がわく。

わざ 02-042

そうなる傾向がすこぶる強い。運命。

語りの対象&構造型

対象:世に知られぬ女発言者(左馬頭)

いかではたかかりけむと・ 思ふより違へることなむ・あやしく心とまるわざなる》A・B・C
どうしてまたこんなことになったのか、と思ってもみないことだけに、妙に心惹かれる境遇である。

直列型:A<B<C:A<B<C

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:なむ…わざなる/五次

〈[発言者]〉 〈[女]〉いかで はたかかりけむ  思ふ より違へることなむ あやしく心とまる わざなる

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐