中将はこのことわり 帚木06章02

2021-04-18

原文 読み 意味

中将は このことわり聞き果てむと心入れて あへしらひゐたまへり

02084/難易度:☆☆☆

ちゆうじやう/は この/ことわり/ききはて/む/と/こころ/いれ/て あへしらひ/ゐ/たまへ/り

頭中将はその弁説のゆくえを聞きとげようと、真剣に相手をつとめておられる。

文構造&係り受け

主語述語と大構造

  • は…心入れてあへしらひゐたまへり 一次元構造

〈中将〉は  このことわり聞き果てむ と 心入れて あへしらひゐたまへり

助詞と係り受け

中将は このことわり聞き果てむと 心入れて あへしらひゐたまへり

古語探訪

このことわり 02084

左馬頭が説く物定めの理法。

聞き果てむ 02084

「む」があるから、これからのこと。従って、左馬頭が「ひひら」くのもこれから後のこと。「ゐたり」と「ゐたまへり」は同時間。

あへしらひ 02084

応答する、取り合う。

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