中将はこのことわり 084

2020-09-22☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

帚木 原文 かな書き 現代語訳 第6章02

中将は このことわり聞き果てむと 心入れて あへしらひゐたまへり

ちゆうじやう/は この/ことわり/ききはて/む/と こころ/いれ/て あへしらひ/ゐ/たまへ/り

頭中将はその弁説のゆくえを聞きとげようと、真剣に相手をつとめておられる。

帚木 注釈 第6章02

このことわり 02-084

左馬頭が説く物定めの理法。

聞き果てむ 02-084

「む」があるから、これからのこと。従って、左馬頭が「ひひら」くのもこれから後のこと。「ゐたり」と「ゐたまへり」は同時間。

あへしらひ 02-084

応答する、取り合う。

語りの対象&構造型

対象:頭中将

中将は このことわり聞き果てむと》A
頭中将はその弁説のゆくえを聞きとげようと、


心入れて あへしらひゐたまへり》B
真剣に相手をつとめておられる。

直列型:A<B:A<B

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:は…心入れて あへしらひゐたまへり/一次

〈中将〉は このことわり聞き果てむと 心入れて あへしらひゐたまへり

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐