親など立ち添ひもて 020

2020-09-17☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

帚木 原文 かな書き 現代語訳 第2章12

親など立ち添ひもてあがめて 生ひ先籠れる窓の内なるほどは ただ片かどを聞き伝へて 心を動かすこともあめり

おや/など/たちそひ/もてあがめ/て おひさきこもれ/る/まど/の/うち/なる/ほど/は ただ/かたかど/を/ききつたへ/て こころ/を/うごかす/こと/も/あ/めり

(頭中将)親などがつきっきりで祭り上げて生まれてこの方深窓で暮らすうちは、ただ才能の一斑を漏れ聞いて心惹かれることもあろうけど。

帚木 注釈 第2章12

生ひ先籠れる 02-020

生まれてこれまでも、これからも深窓にこもるとの意味。

片かど 02-020

才能の一端。あるいは一部の才能。

語りの対象&構造型

対象:女の親

親など立ち添ひもてあがめて・ 生ひ先籠れる窓の内なるほどは》A・B
親などがつきっきりで祭り上げて生まれてこの方深窓で暮らすうちは、


ただ片かどを聞き伝へて 心を動かすこともあめり》C
ただ才能の一斑を漏れ聞いて心惹かれることもあろうけど。

分岐型:A+B<C:A+B<C

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:もあめり/四次

〈[女性]〉 〈親など〉立ち添ひもてあがめて 生ひ先籠れる窓の内なるほど 〈[男性]〉ただ片かどを聞き伝へて 心を動かす 〈こと〉もあめり

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐