なよびかに女しと見 帚木04章10

2021-03-28

原文 読み 意味

なよびかに女しと見れば あまり情けにひきこめられて とりなせばあだめく これをはじめの難とすべし

02056/難易度:☆☆☆

なよびか/に/をむなし/と/みれ/ば あまり/なさけ/に/ひきこめ/られ/て とりなせ/ば/あだめく これ/を/はじめ/の/なん/と/す/べし

(左馬頭)なよやかで女らしいと思えば、つい情に引き籠められるので、距離をおけば婀娜めく。これを第一の難と言うべきです。

文構造&係り受け

主語述語と大構造

  • ばあだめく 四次元構造|を…とすべし 二次元構造

〈[女]〉〈[男]〉なよびかに女しと見れ あまり情けにひきこめられて とりなせ あだめく〈[男]〉〈[女]〉これはじめの難とすべし

助詞と係り受け

なよびかに女しと見れば あまり情けにひきこめられて とりなせばあだめく これをはじめの難とすべし

古語探訪

なよびか 02056

なよなよして。

女し 02056

女性らしい。

見れば 02056

肉体関係を結ぶ。

ひきこめられ 02056

とりこにされる。

とりなせば 02056

間をおいて、うまくたちまわる。

あだめく 02056

もともと気持ちを表現しない女性であったのが、急にあだっぽくなる。

はじめの難 02056

間接的な接触の間はおとっとりした風に感じられたが、いざ会ってみるとひどく情熱的であだっぽい難点。おっとりは男性を引き寄せるための手口であった。

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