なよびかに女しと見 帚木04章10

2021-04-18

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:(中流以上の)女性一般発言者(左馬頭)

中断型:A→B→|C→D|E:A→B、C→D、E

なよびかに女しと見れば・あまり情けにひきこめられて》A・B
なよやかで女らしいと思えば、つい情に引き籠められるので、


とりなせば・あだめく》C・D
距離をおけば婀娜めく。


これをはじめの難とすべし》E
これを第一の難と言うべきです。

  • 〈直列型〉:修飾 :倒置 
  • 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
  • 〈中断型〉//:挿入 :文終止・中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
  • 〈分配型〉A→B*A→C

 A→B:AはBに係る
 Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む
 ※直列型は、全型共通のため単独使用に限った

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