まだ中将などにもの 003

2020-09-16☆☆☆:特別な問題点はない02 帚木

帚木 原文 かな書き 現代語訳 第1章03

まだ中将などにものしたまひし時は 内裏にのみさぶらひようしたまひて 大殿には絶え絶えまかでたまふ

まだ/ちうじやう/など/に/ものし/たまひ/し/とき/は うち/に/のみ/さぶらひ/よう/し/たまひ/て おほいどの/に/は/たエだエ/まかで/たまふ

エ:や行の「え」

まだ近衛中将あたりでいらっしゃった時は、内裏にばかり居続けるようになさって、大臣邸へは途絶えがちにお出になる。

帚木 注釈 第1章03

中将 02-003

近衛府の次官。従四位で、若年の中将は前途有望な花形貴公子である。

大殿 02-003

妻の実家である左大臣邸。

語りの対象&構造型

対象:光源氏帝(の側)左大臣(邸)

まだ中将などにものしたまひし時は》A
まだ近衛中将あたりでいらっしゃった時は、


内裏にのみ さぶらひようしたまひて・ 大殿には 絶え絶えまかでたまふ》B・C
内裏にばかり居続けるようになさって、大臣邸へは途絶えがちにお出になる。

直列型:A<B<C:A<B<C

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

情報の階層&係り受け

構文:には絶え絶えまかでたまふ/三次

〈[光源氏]〉まだ中将などにものしたまひし 内裏にのみさぶらひようしたまひて 大殿には絶え絶えまかでたまふ

主〉述:一朱 二緑 三青 四橙 五紫 六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

係り受け&主語述語

「内裏にのみさぶらひようしたまひて」「殿には絶え絶えまかでたまふ」:並列