御覧じ所あらむこそ 016

2021-01-2302 帚木01章~06章

御覧じ所あらむこそ難くはべらめなど 原文 読み 意味 帚木第2章08/源氏物語

御覧じ所あらむこそ 難くはべらめなど 聞こえたまふついでに

ごらんじ-どころ/あら/む/こそ かたく/はべら/め/など きこエ/たまふ/ついで/に

エ:や行の「え」

(頭中将)御覧にいれられるものなどめったにありませんよ、などとご返事なさいながらめったにないとの発言のついでに、

大構造(聞こえたまふついでに/二次)& 係り受け

〈[光源氏]〉御覧じ所あらむこそ難くはべらめなど  〈[頭中将]〉聞こえたまふついでに

主〉述:一朱二緑三青四橙五紫六水 [ ]: 補 /: 挿入 :分岐

帚木 注釈 第2章08

御覧じ所 02-016

「見どころ」の尊敬表現。

難く 02-016

存在しにくい。

ついでに 02-016

「ついでに」とは「御覧じ所あらむこそ難くはべらめ」の「難し」を受け、めったにないといえば、難点のない女もまた「難し」として女性論に移行する。「難し」ついで、ということ。

附録:耳からの情報処理(語りの対象 & 構造型)

語りの対象:光源氏頭中将がもらった手紙頭中将

御覧じ所あらむこそ難くはべらめ・など聞こえたまふついでに》A・B
御覧にいれられるものなどめったにありませんよ などとご返事なさいながらめったにないとの発言のついでに、

直列型:(A<)B:A<B

 A<B:AはBに係る Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む


〈直列型〉<:直進 :倒置 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
〈中断型〉φ:独立文 [ ]:挿入 :中止法


〈反復型〉~AX:Aの置換X A[,B]:Aの同格B 〈分配型〉A<B|*A<C ※直列型以外は複数登録、直列型は単独使用

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