02 帚木16章– category –
-
02 帚木16章
さる心して人とく静/帚木16-03
原文 読み 意味 さる心して 人とく静めて 御消息あれど 小君は尋ねあはず よろづの所求め歩きて 渡殿に分け入りて からうしてたどり来たり いとあさましくつらし と思ひて いかにかひなしと思さむと 泣きぬばかり言へば かく けしからぬ心ば... -
02 帚木16章
君はいかにたばかり/帚木16-04
原文 読み 意味 君は いかにたばかりなさむと まだ幼きをうしろめたく待ち臥したまへるに 不用なるよしを聞こゆれば あさましくめづらかなりける心のほどを 身もいと恥づかしくこそなりぬれと いといとほしき御気色なり とばかりものものたまはず... -
02 帚木16章
例の人びとはいぎた/帚木16-05
原文 読み 意味 例の 人びとはいぎたなきに 一所すずろにすさまじく思し続けらるれど 人に似ぬ心ざまの なほ消えず立ち上れりけるとねたく かかるにつけてこそ心もとまれと かつは思しながら めざましくつらければ さばれと思せども さも思し果...