さて世にありと人に 帚木03章10
原文 読み 意味
さて 世にありと人に知られず さびしくあばれたらむ葎の門に 思ひの外にらうたげならむ人の 閉ぢられたらむこそ ...
いかではたかかりけ 帚木03章11
原文 読み 意味
いかではたかかりけむと 思ふより違へることなむ あやしく心とまるわざなる
02042/難易度:☆ ...
父の年老いものむつ 帚木03章12
原文 読み 意味
父の年老い ものむつかしげに太りすぎ 兄の顔憎げに 思ひやりことなることなき閨の内に いといたく思ひあがり ...
すぐれて疵なき方の 帚木03章13
原文 読み 意味
すぐれて疵なき方の選びにこそ及ばざらめ さる方にて捨てがたきものをは とて式部を見やれば わが妹どものよろし ...
いでや上の品と思ふ 帚木03章14
原文 読み 意味
いでや 上の品と思ふにだに難げなる世を と君は思すべし
02045/難易度:★☆☆
...