人の品高く生まれぬ 帚木02章18
原文 読み 意味
人の品高く生まれぬれば 人にもてかしづかれて隠るること多く 自然にそのけはひこよなかるべし
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中の品になむ人の心 帚木02章19
原文 読み 意味
中の品になむ 人の心々おのがじしの立てたるおもむきも見えて 分かるべきことかたがた多かるべき
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下のきざみといふ際 帚木02章20
原文 読み 意味
下のきざみといふ際になれば ことに耳たたずかしとて いと隈なげなる気色なるもゆかしくて
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その品々やいかにい 帚木02章21
原文 読み 意味
その品々やいかに いづれを三つの品に置きてか分くべき 元の品高く生まれながら 身は沈み位みじかくて人げなき ...
世の好き者にて物よ 帚木02章22
原文 読み 意味
世の好き者にて物よく言ひとほれるを 中将待ちとりて この品々をわきまへ定め争ふ
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