宮腹の中将はなかに 帚木01章06
原文 読み 意味
宮腹の中将は なかに親しく馴れきこえたまひて 遊び戯れをも 人よりは心安く なれなれしく振る舞ひたり ...
右大臣のいたはりか 帚木01章07
原文 読み 意味
右大臣のいたはりかしづきたまふ住み処は この君もいともの憂くして 好きがましきあだ人なり
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里にてもわが方のし 帚木01章08
原文 読み 意味
里にても わが方のしつらひまばゆくして 君の出で入りしたまふにうち連れきこえたまひつつ 夜昼学問をも遊びをも ...
つれづれと降り暮ら 帚木02章01
原文 読み 意味
つれづれと降り暮らしてしめやかなる宵の雨に 殿上にもをさをさ人少なに 御宿直所も例よりはのどやかなる心地する ...
近き御厨子なる色々 帚木02章02
原文 読み 意味
近き御厨子なる色々の紙なる文どもを引き出でて 中将わりなくゆかしがれば
02010/難易度:☆☆ ...