狭き家の内の主人と 帚木04章05
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:妻候補/発言者(左馬頭)
分岐型:A→B→(C→)D→E:A→B→D→E、C→D
《狭き家の内の主人とすべき人一人を・思ひめぐらすに》A・B
狭い家の内の中心となるべき人ひとりについて思い巡らすに、
《足らはで悪しかるべき・大事どもなむ・かたがた多かる》C・D・E
なくては困る大事な点があれこれ多いものです。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った