されど賢しとても一 帚木04章04
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:国の柱石/上位者/下位者/為政者の意思
分岐型:A→B→C+D→E:A→B→C+D→E
《されど賢しとても・一人二人世の中をまつりごちしるべきならねば》A・B
といって大人物がいくら優れていても、一人二人で世の中を治めるなどできはしないので、
《上は下に輔けられ・下は上になびきて・こと広きにゆつろふらむ》C・D・E
上の者は下の者の輔佐を受け下の者は上の徳に靡いて少数の為政者から世間へと事が広まり行くのでしょう。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った