男の朝廷に仕うまつ 帚木04章03
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:殿上人/真の人物/帝/発言者(頭中将)の判断
直列型:A→B→C→D:A→B→C→D
《男の朝廷に仕うまつり・はかばかしき世のかためとなるべきも》A・B
男が朝廷に伺候し、頼もしい国の支えとなる場合でも、
《まことの器ものとなるべきを取り出ださむ・にはかたかるべしかし》C・D
真の器になれる人を選び出すのは難しいものでしょうね。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った