男の朝廷に仕うまつ 帚木04章03

2021-04-18

原文 読み 意味

男の朝廷に仕うまつり はかばかしき世のかためとなるべきも まことの器ものとなるべきを取り出ださむには かたかるべしかし

02049/難易度:☆☆☆

をのこ/の/おほやけ/に/つかうまつり はかばかしき/よ/の/かため/と/なる/べき/も まこと/の/うつはもの/と/なる/べき/を/とりいださ/む/に/は かたかる/べし/かし

(頭中将)男が朝廷に伺候し、頼もしい国の支えとなる場合でも、真の器になれる人を選び出すのは難しいものでしょうね。

文構造&係り受け

主語述語と大構造

  • には…かたかるべしかし 四次元構造

〈男〉朝廷に仕うまつり はかばかしき世のかためとなるべき 〈[帝]〉まことの器ものとなるべきを取り出ださむには かたかるべしかし

助詞と係り受け

男の朝廷に仕うまつり はかばかしき世のかためとなるべきも まことの器ものとなるべきを取り出ださむには かたかるべしかし

「かたかるべしかし」:「えなむ思ひ定むまじかりける/02048」に呼応。決めがたいという主張は頭中将のものである。

古語探訪

世のかため 02049

重鎮。結婚生活でも男社会でも、真に信頼できる人はなかなかいないとの論法。

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