おほかたの世につけ 帚木04章02

2021-04-18

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:女(交際対象)妻(候補)世の男性(発言者)

分岐型:A→B→(C→)D:A→B→D、C→D

《おほかたの世につけて見るには咎なきも・わがものとうち頼むべきを選らむに》A・B
普通のつきあいをする分には難がなくても、妻として信のおける人を選ぶとなると、


多かる中にも・えなむ思ひ定むまじかりける》C・D
多くの女性から選ぶにしても、この人と思い定めることはなかなかできないものです。

  • 〈直列型〉:修飾 :倒置 
  • 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
  • 〈中断型〉//:挿入 :文終止・中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
  • 〈分配型〉A→B*A→C

 A→B:AはBに係る
 Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む
 ※直列型は、全型共通のため単独使用に限った

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