ただひたふるに子め 帚木04章13
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:妻候補/発言者(頭中将)
中断型:A→B|C:A→B、C
《ただひたふるに子めきて柔らかならむ人を・とかくひきつくろひてはなどか見ざらむ》A・B
ただもうひたすら子供子供していて従順な人を、あれこれ繕ってしまえばどうして面倒みないことがありましょう、
《心もとなくとも直し所ある心地すべし》C
もどかしい点はあっても直す甲斐がある気がするものでしょう。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った