なよびかに女しと見 帚木04章10
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:(中流以上の)女性一般/発言者(左馬頭)
中断型:A→B→|C→D|E:A→B、C→D、E
《なよびかに女しと見れば・あまり情けにひきこめられて》A・B
なよやかで女らしいと思えば、つい情に引き籠められるので、
《とりなせば・あだめく》C・D
距離をおけば婀娜めく。
《これをはじめの難とすべし》E
これを第一の難と言うべきです。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った