すべてにぎははしき 帚木03章06
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:世の男/光源氏/頭中将
分岐型:A→B→(C+D→E→)F:A→B→F、C+D→E→F
《すべてにぎははしきによるべきななり・とて笑ひたまふを》A・B
何でも富んでることを基準にすべきみたいだね、と冷やかしになるので、
《異人の言はむやうに・心得ず・仰せらる・と中将憎む》C・D・E・F
あなたらしくもなく、もののわからぬおっしゃりようだと中将がなじる。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った