受領と言ひて人の国 帚木03章03

2021-04-18

耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉

語りの対象:受領受領の娘世の人(発言者)

分岐型:A→B+C→(D→)E:A→B+C→E、D→E

受領と言ひて》A
受領といって、


人の国のことにかかづらひ営みて・品定まりたる中にもまたきざみきざみありて》B・C
地方の政治にかかずらいあくせくして、品は定まり上流には入れぬ中にもまた細かく諸段階があって、


中の品のけしうはあらぬ・選り出でつべきころほひなり》D・E
中流の位でもまんざらでない玉を、拾い出せる今日この頃です。

  • 〈直列型〉:修飾 :倒置 
  • 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
  • 〈中断型〉//:挿入 :文終止・中止法
  • 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
  • 〈分配型〉A→B*A→C

 A→B:AはBに係る
 Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
 ※係り受けは主述関係を含む
 ※直列型は、全型共通のため単独使用に限った

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