いでや上の品と思ふ 帚木03章14
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:中の品で興味をひく女/上の品で興味をひく女/光源氏
分岐型:A+B→C:A+B→C
《いでや・上の品と思ふにだに難げなる世を》A・B
どうだか、上流貴族と思う女性の中にさえ予想を越えた女性はめったにいない世の中なのに、
《と君は思すべし》C
と若君はお思いのようである。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った