さて世にありと人に 帚木03章10
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:世に知られぬ女/発言者(左馬頭)
分岐型:A→(B→(C→(D→)))E→F:A→E→F、B→E、C→E、D→E
《思ひの外にらうたげならむ人の・閉ぢられたらむこそ》D・E
予想以上に愛らしい感じの人が、余儀なく隠れ住んでいるとしたら、それこそ
《限りなくめづらしくはおぼえめ》F
限りなくすばらしいことだと思えましょう。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った