中の品になむ人の心 帚木02章19
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:中の品の女
分岐型:A→B+C:A→B+C
《中の品になむ》A
中流の女にこそ、
《人の心々おのがじしの立てたるおもむきも見えて・分かるべきことかたがた多かるべき》B・C
それぞれの個性に応じめいめいが目指す志向が見えて、目立つ特徴がそれぞれ多くあるに違いない。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った