取るかたなく口惜し 帚木02章17
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:見所のない女/上の品の女/頭中将の推量
分岐型:A+B→C:A+B→C
《取るかたなく口惜しき際と・優なりとおぼゆばかりすぐれたるとは》A・B
取り柄がなくくだらない女と、申し分なしと思われるほどすぐれた女性とは、
《数等しくこそはべらめ》C
希少な点では同じでしょうが、
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った