右大臣のいたはりか 帚木01章07
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:右大臣/頭中将
直列型:A→B|C:A→B、C
《右大臣のいたはりかしづきたまふ住み処は・この君もいともの憂くして》A・B
右大臣が大事にお育てなさっている四の宮の住いはこの君も光の君同様ひどく煩わしくて、
《好きがましきあだ人なり》C
そのうえ好き者の不実な人である。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った