まだ中将などにもの 帚木01章03
耳からの情報伝達;立ち現れる〈モノ〉
語りの対象:光源氏/帝(の側)/左大臣(邸)
直列型:A→B→C:A→B→C
《まだ中将などにものしたまひし時は》A
まだ近衛中将あたりでいらっしゃった時は、
《内裏にのみさぶらひようしたまひて・大殿には絶え絶えまかでたまふ》B・C
内裏にばかり居続けるようになさって、大臣邸へは途絶えがちにお出になる。
- 〈直列型〉→:修飾 #:倒置
- 〈分岐型〉( ):迂回 +:並列
- 〈中断型〉//:挿入 |:文終止・中止法
- 〈反復型〉~AX:Aの言換えX ,AB:Aの同格B
- 〈分配型〉A→B*A→C
A→B:AはBに係る
Bの情報量はAとBの合算〈情報伝達の不可逆性〉
※係り受けは主述関係を含む
※直列型は、全型共通のため単独使用に限った