いづれとつひにおもひさだめず いづれとつひに思ひ定めず いづれとついにおもいさだめず いづれとついに思い定めず 02-112

妻としてどういう女を選ぶべきかはついに決まらないの意味。左馬頭が指を喰う女を「ひとへにうち頼みたらむ方は、さばかりにてありぬべくなむ思ひたまへ出でらるる/02-101」としたのに対する頭中将の意見。「女のこれはしもと難つくまじきは難くもあるかな/02-017」が頭中将のそもそもの持論である。


この心もとなきも 疑ひ添ふべければ いづれとつひに思ひ定めずなりぬるこそ

(頭中将)「このつかみどころのない女にしても男がいる疑いがつきまとうのだから、どんな女が妻によいかはついに決定できず仕舞だな」

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