おぼしなぐさむやうなるも 思し慰むやうなるも おぼしなぐさむようなるも 思し慰むようなるも 思し慰む おぼしなぐさむ 01-135

2021-05-16

「慰むやと、さるべき人びと参らせたまへど、なずらひに思さるるだにいとかたき世かなと、疎ましうのみよろづに思しなりぬるに(「慰めになろうか」と、夫人にふさわしい方々をお召しになるが、比べてみるお気持ちになる人さえ「全く見つからぬ世の中である」と、疎ましいとばかり万事をお考えになっておいででしたが)/01-128」を受ける表現。


思し紛るとはなけれど おのづから御心移ろひて こよなう思し慰むやうなるも あはれなるわざなりけり

お気持ちが紛れるというのでもないけれどおのずと御心がお移りになりこの上なく慰むようにおなりなのも、人の情のなす哀れな業と言うものでしょうか。

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