とあれど と有れど 01-062

「あれど」の前に「御文/01-059」が省略されている。従って、「あれど」は無敬表現ではない。


 宮城野の露吹きむすぶ風の音に 小萩がもとを思ひこそやれ
とあれどえ見たまひ果てず

宮城野のように我が子から遠く離れた宮中で吹いては露をむすぶ風の音を聞くと、野にある小萩のことが涙ながらに思われてならない
と歌にあるが、母君は最後までお読みになることができない。

01-062 宮城野の露吹きむ

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