少納言とどめきこえ 若紫14章17
原文 読み 意味
少納言 とどめきこえむかたなければ 昨夜縫ひし御衣どもひきさげて 自らもよろしき衣着かへて 乗りぬ
05238/難易度:☆☆☆
せうなごん とどめ/きこエ/む/かた/なけれ/ば よべ/ぬひ/し/おほむ-ぞ-ども/ひき-さげ/て みづから/も/よろしき/きぬ/きかへ/て のり/ぬ
少納言は、止め申し上げる方途がないので、夕べ縫ったお召し物をひっ下げて、自分もよそ行きの服に着替えて同乗した。
少納言 とどめきこえむかたなければ 昨夜縫ひし御衣どもひきさげて 自らもよろしき衣着かへて 乗りぬ