母は筑前守の妻にて 末摘花02章02

2021-05-10

原文 読み 意味

母は筑前守の妻にて 下りにければ 父君のもとを里にて行き通ふ

06006/難易度:☆☆☆

はは/は/ちくぜんのかみ/の/め/にて くだり/に/けれ/ば ちちぎみ/の/もと/を/さと/にて/ゆき/かよふ

母は今は筑前守の妻になって、任地に下っていたので、娘は父君のもとを里家にして宮中に出入りしている。

母は筑前守の妻にて 下りにければ 父君のもとを里にて行き通ふ

大構造と係り受け

古語探訪

母は筑前守の妻にて 06006

母である左衛門の乳母は再婚して、筑前守の妻になっている。

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