誰れならむ心かけた 末摘花02章18

2021-05-11

原文 読み 意味

誰れならむ 心かけたる好き者ありけり と思して 蔭につきて立ち隠れたまへば 頭中将なりけり

06022/難易度:☆☆☆

たれ/なら/む こころかけ/たる/すきもの/あり/けり と/おぼし/て かげ/に/つき/て/たち/かくれ/たまへ/ば とうのちゆうじやう/なり/けり

誰であろう、懸想をしかけている好き者が姫にはいたのだなとお思いになり、物陰に入ってそっとお隠れになるが、相手は頭中将であった。

誰れならむ 心かけたる好き者ありけり と思して 蔭につきて立ち隠れたまへば 頭中将なりけり

大構造と係り受け

古語探訪

心かけたる 06022

女に懸想している。

頭中将なりけり 06022

話者が聞き手に説明しているだけで、光はいまだ相手が頭中将だとは気づいていない点に注意。

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