少納言に消息して会 若紫08章11

2021-05-05

原文 読み 意味

少納言に消息して会ひたり 詳しく 思しのたまふさま おほかたの御ありさまなど語る

05131/難易度:☆☆☆

せうなごん/に/せうそこ/し/て あひ/たり くはしく おぼし/のたまふ/さま おほかた/の/おほむ-ありさま/など/かたる

惟光は少納言に申し入れて、尼君に会った。ことこまかに、君のお考えやお言葉、おおまかな君自身の人となりなどを語る。

少納言に消息して会ひたり 詳しく 思しのたまふさま おほかたの御ありさまなど語る

大構造と係り受け

古語探訪

少納言に消息して会ひたり 05131

「消息」は、人を通してやりとりすること、通常文書による。僧都を通して間接的に面会の申し入れをしたのである。「あひたり」の相手は、尼君であることはすぐにわかる。

詳しく 05131

後の「語る」にかかる。

思しのたまふさま 05131

そのの内容は、光が「のたまひ知ら」したもの。

おほかたの御ありさま 05131

敬語があることから光の様子である。結婚の申し入れに来たのだから、結婚相手である光の人となり、暮らし振り、経済状況などをおおまかに話したのだろう。

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