惟光日頃ありて参れ 夕顔01章17

2021-04-13

原文 読み 意味

惟光 日頃ありて参れり わづらひはべる人 なほ弱げにはべれば とかく見たまへあつかひてなむ など 聞こえて 近く参り寄りて聞こゆ

04017/難易度:☆☆☆

これみつ ひごろ/あり/て/まゐれ/り わづらひ/はべる/ひと なほ/よわげ/に/はべれ/ば とかく/み/たまへ/あつかひ/て/なむ/など きこエ/て ちかく/まゐり/より/て/きこゆ

惟光が何日ぶりかで参上した。「わずらっている人が、まだ病弱ですので、何やかやと看病に手がかかりまして」など申し上げてから、君の近くに進み出て申告する。

惟光 日頃ありて参れり わづらひはべる人 なほ弱げにはべれば とかく見たまへあつかひてなむ など 聞こえて 近く参り寄りて聞こゆ

大構造と係り受け

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