歌詠むと思へる人の 帚木11章02
原文 読み 意味
歌詠むと思へる人の やがて歌にまつはれ をかしき古言をも初めより取り込みつつ すさまじき折々 詠みかけたるこ ...
よろづのことになど 帚木11章03
原文 読み 意味
よろづのことに などかは さても とおぼゆる折から 時々 思ひわかぬばかりの心にては よしばみ情け立たざらむ ...
からうして今日は日 帚木12章01
原文 読み 意味
からうして今日は日のけしきも直れり かくのみ籠もりさぶらひたまふも 大殿の御心いとほしければ まかでたまへり ...
暗くなるほどに今宵 帚木12章02
原文 読み 意味
暗くなるほどに 今宵 中神 内裏よりは塞がりてはべりけり と聞こゆ さかし 例は忌みたまふ方なりけり 二条の ...
人びと渡殿より出で 帚木12章03
原文 読み 意味
人びと 渡殿より出でたる泉にのぞきゐて 酒呑む 主人も肴求むと こゆるぎのいそぎありくほど 君はのどやかに眺 ...