参りてありさまなど 若紫13章12
原文 読み 意味
参りて ありさまなど聞こえければ あはれに思しやらるれど さて通ひたまはむも さすがにすずろなる心地して 軽 ...
御文はたびたびたて 若紫13章13
原文 読み 意味
御文はたびたびたてまつれたまふ 暮るれば 例の大夫をぞたてまつれたまふ 障はる事どものありて え参り来ぬを ...
宮より明日にはかに 若紫13章14
原文 読み 意味
宮より 明日にはかに御迎へにとのたまはせたりつれば 心あわたたしくてなむ 年ごろの蓬生を離れなむも さすがに ...
君は大殿におはしけ 若紫14章01
原文 読み 意味
君は大殿におはしけるに 例の 女君とみにも対面したまはず ものむつかしくおぼえたまひて あづまをすががきて ...
参りたれば召し寄せ 若紫14章02
原文 読み 意味
参りたれば 召し寄せてありさま問ひたまふ しかしかなど聞こゆれば 口惜しう思して かの宮に渡りなば わざと迎 ...