B:背景理解に役立つ基礎語– tax –
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りんじのまつり 臨時の祭 02-097
賀茂神社の臨時際。 臨時の祭の調楽に 夜更けていみじう霙降る夜 これかれまかりあかるる所にて 思ひめぐらせば なほ家路と思はむ方はまたなかりけり 賀茂神社の臨時祭の舞楽稽古日で夜更けてたいそうみぞれが降った夜、仲間があちらこちらと別れ別れ... -
ところ 所 02-093
説教所。 法の師の世のことわり説き聞かせむ所の心地するもかつはをかしけれど かかるついではおのおの睦言もえ忍びとどめずなむありける 左馬頭を囲む様子は法師が世の定めを説き聞かせる聴聞所のような感じがして興味がそそられたが、こうした機会には... -
ゑどころにじやうずおほかれど えどころにじょうずおおかれど 絵所に上手多かれど 02-087
宮中の絵師には名人が多いが、その中で墨書きに選ばれるのは一人だけである。では、墨書きに選ばれた絵師と、選ばれなかった絵師たちとの間に、格付け通りの腕の違いがあるかというと、ぱっと見、目に見える差は見えない。 また絵所に上手多かれど 墨がき... -
つながぬふねのうきたるためし 繋がぬ舟の浮きたる例 02-079
白氏文集の「情(こころ)なき水は方円の器に任せ、繋がざる舟は去住の風に随ふ」や文選 荘子を下に敷く。要するに、男はつなぎとめておかねばふらふら風まかせだとの意味。 繋がぬ舟の浮きたる例もげにあやなし さははべらぬかと言へば 中将うなづく ... -
ふるごたち 古御達 02-070
年寄りの女房。 いであな悲し かくはた思しなりにけるよなどやうに あひ知れる人来とぶらひ ひたすらに憂しとも 思ひ離れぬ男聞きつけて 涙落とせば 使ふ人古御達など 君の御心はあはれなりけるものを あたら御身をなど言ふ (左馬頭)なんとまあ...