C:機能語・文法説明中心語– tax –
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なる なり なれ 01-095
伝聞の助動詞。 風の音虫の音につけて もののみ悲しう思さるるに 弘徽殿には久しく上の御局にも参う上りたまはず 月のおもしろきに夜更くるまで 遊びをぞしたまふなる 風の音虫の音を聞くにつけて、帝はこの宿命のことばかりを悲しくお思いなのに、弘... -
もがな もが もがも もがもな もがもや もがもよ 01-091
願望。 尋ねゆく幻もがな つてにても魂のありかをそこと知るべく 亡き人を尋ねゆく幻術士はいないものか直接は無理でも、道士を通しそこにいたのかと魂のありかが知れように 01-091 尋ねゆく幻もがな -
ましかば ませば まし ましか 01-090
今更実現することのない願望(反実仮想)。 かの贈り物御覧ぜさす 亡き人の住処尋ね出でたりけむ しるしの釵ならましかば と思ほすもいとかひなし 命婦は例の贈り物をご覧に入れた。亡くなった楊貴妃の住みかを尋ね当てたという目印の釵(かんざし)で... -
けり ける けれ 01-087
過去からずっと今にという感覚だが、その長さ、持続が詠嘆的ニュアンスをもたらす。 いとかうしも見えじと思し静むれど さらにえ忍びあへさせたまはず 御覧じ初めし年月のことさへかき集め よろづに思し続けられて 時の間もおぼつかなかりしを かくて... -
おほとのごもらせたまはざりける おおとのごもらせたまわざりける 大殿籠もらせたまはざりける 大殿籠もる おほとのごもる おおとのごもる 01-081
(「大殿籠もる」+「せたまふ」(最高敬語)+「ず」+「けり」)夕方月が出た頃にでかけ、おそらく深夜にもどったが、帝はまだ休まれていなかった。 命婦は まだ大殿籠もらせたまはざりけると あはれに見たてまつる 命婦は、帝がまだお休みになってお...