C:機能語・文法説明中心語– tax –
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ななり なんなり 02-037
断定の「なり」に伝聞の「なり」がついたもの。「なりなり」の音便形という。実質は推量表現とされる。 すべて にぎははしきによるべきななり とて 笑ひたまふを 異人の言はむやうに 心得ず仰せらると 中将憎む (光源氏)何でも富んでることを基準... -
めれ めり める 02-033
推量。断言を弱めている。 また元はやむごとなき筋なれど 世に経るたづき少なく 時世に移ろひておぼえ衰へぬれば 心は心として こと足らず悪ろびたることども出でくるわざなめれば とりどりにことわりて中の品にぞ置くべき (頭中将)またもとは最上... -
わくべき 分くべき わくべし 分くべし 02-029
他動詞で、分ける。「分かるべき/02-026」は自動詞。 その品々やいかに いづれを三つの品に置きてか分くべき 元の品高く生まれながら 身は沈み位みじかくて人げなき また直人の上達部などまでなり上り 我は顔にて家の内を飾り人に劣らじと思へる そ... -
みたまへしる 見たまへ知る 02-017
「見知る」に謙譲語の「たまへ」(下二段活用)がついた語。自分の動作に用いる。 女のこれはしもと難つくまじきは 難くもあるかなと やうやうなむ見たまへ知る (頭中将)世の女性でこれこそはと難点をみつけられないのは、めったにないものだなと、近... -
もこそ もぞ も 02-011
将来に対する危惧、この場合そのようなものが出てきたら困るという気持ちを表す。 さりぬべきすこしは見せむ かたはなるべきもこそと許したまはねば (光源氏)見せていいのはすこしは見せますよ。でもみとっともないのがあると困るのでねと勝手に見るこ...