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04 夕顔15章
手をとらへて我に今/夕顔10-14
原文 読み 意味 手をとらへて 我に 今一度 声をだに聞かせたまへ いかなる昔の契りにかありけむ しばしのほどに 心を尽くしてあはれに思ほえしを うち捨てて 惑はしたまふが いみじきこと と 声も惜しまず 泣きたまふこと 限りなし 04122/... -
04 夕顔15章
大徳たちも誰とは知/夕顔10-15
原文 読み 意味 大徳たちも 誰とは知らぬに あやしと思ひて 皆 涙落としけり 04123/難易度:☆☆☆ だいとこ-たち/も たれ/と/は/しら/ぬ/に あやし/と/おもひ/て みな なみだ/おとし/けり 高徳の僧たちも、誰の葬儀とも知らぬのに、不思議と気持... -
04 夕顔15章
右近をいざ二条へと/夕顔10-16
原文 読み 意味 右近を いざ 二条へ とのたまへど 年ごろ 幼くはべりしより 片時たち離れたてまつらず 馴れきこえつる人に にはかに別れたてまつりて いづこにか帰りはべらむ いかになりたまひにきとか 人にも言ひはべらむ 悲しきことをばさ... -
04 夕顔15章
道理なれどさなむ世/夕顔10-17
原文 読み 意味 道理なれど さなむ世の中はある 別れと言ふもの 悲しからぬはなし とあるもかかるも 同じ命の限りあるものになむある 思ひ慰めて 我を頼め と のたまひこしらへて かく言ふ我が身こそは 生きとまるまじき心地すれ とのたまふ... -
04 夕顔15章
惟光夜は明け方にな/夕顔10-18
原文 読み 意味 惟光 夜は 明け方になりはべりぬらむ はや帰らせたまひなむ と聞こゆれば 返りみのみせられて 胸もつと塞がりて出でたまふ 04126/難易度:☆☆☆ これみつ よ/は あけがた/に/なり/はべり/ぬ/らむ はや/かへら/せ/たまひ/な/む ...