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04 夕顔15章
御心地かきくらしい 夕顔10章09
原文 読み 意味 御心地かきくらし いみじく堪へがたければ かくあやしき道に出で立ちても 危かりし物懲りに いかにせむと思しわづらへど なほ悲しさのやる方なく ただ今の骸を見では またいつの世にかありし容貌をも見む と 思し念じて 例の大... -
04 夕顔15章
道遠くおぼゆ十七日 夕顔10章10
原文 読み 意味 道遠くおぼゆ 十七日の月さし出でて 河原のほど 御前駆の火もほのかなるに 鳥辺野の方など見やりたるほどなど ものむつかしきも 何ともおぼえたまはず かき乱る心地したまひて おはし着きぬ 04118/難易度:☆☆☆ みち/とほく/おぼ... -
04 夕顔15章
辺りさへすごきに板 夕顔10章11
原文 読み 意味 辺りさへすごきに 板屋のかたはらに堂建てて行へる尼の住まひ いとあはれなり 御燈明の影 ほのかに透きて見ゆ その屋には 女一人泣く声のみして 外の方に 法師ばら二 三人物語しつつ わざとの声立てぬ念仏ぞする 寺々の初夜も... -
04 夕顔15章
清水の方ぞ光多く見 夕顔10章12
原文 読み 意味 清水の方ぞ 光多く見え 人のけはひもしげかりける この尼君の子なる大徳の声尊くて 経うち読みたるに 涙の残りなく思さる 04120/難易度:☆☆☆ きよみづ/の/かた/ぞ ひかり/おほく/みエ ひと/の/けはひ/も/しげかり/ける この/あ... -
04 夕顔15章
入りたまへれば灯取 夕顔10章13
原文 読み 意味 入りたまへれば 灯取り背けて 右近は屏風隔てて臥したり いかにわびしからむと 見たまふ 恐ろしきけもおぼえず いとらうたげなるさまして まだいささか変りたるところなし 04121/難易度:☆☆☆ いり/たまへ/れ/ば ひ/とり/そむけ/...