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04 夕顔15章
いとことさらめきて 夕顔04章12
原文 読み 意味 いとことさらめきて 御装束をもやつれたる狩の御衣をたてまつり さまを変へ 顔をもほの見せたまはず 夜深きほどに 人をしづめて出で入りなどしたまへば 昔ありけむものの変化めきて うたて思ひ嘆かるれど 人の御けはひ はた 手... -
04 夕顔15章
君もかくうらなくた 夕顔04章13
原文 読み 意味 君も かくうらなくたゆめてはひ隠れなば いづこをはかりとか 我も尋ねむ かりそめの隠れ処と はた見ゆめれば いづ方にもいづ方にも 移ろひゆかむ日を いつとも知らじ と思すに 追ひまどはして なのめに思ひなしつべくは ただ... -
04 夕顔15章
いざいと心安き所に 夕顔04章14
原文 読み 意味 いざ いと心安き所にて のどかに聞こえむ など 語らひたまへば なほ あやしう かくのたまへど 世づかぬ御もてなしなれば もの恐ろしくこそあれ と いと若びて言へば げに と ほほ笑まれたまひて げに いづれか狐なるらむ... -
04 夕顔15章
八月十五夜隈なき月 夕顔05章01
原文 読み 意味 八月十五夜 隈なき月影 隙多かる板屋 残りなく漏り来て 見慣らひたまはぬ住まひのさまも珍しきに 暁近くなりにけるなるべし 隣の家々 あやしき賤の男の声々 目覚まして あはれ いと寒しや 今年こそ なりはひにも頼むところす... -
04 夕顔15章
いとあはれなるおの 夕顔05章02
原文 読み 意味 いとあはれなるおのがじしの営みに起き出でて そそめき騒ぐもほどなきを 女いと恥づかしく思ひたり 04055/難易度:☆☆☆ いと/あはれ/なる/おのがじし/の/いとなみ/に/おき/いで/て そそめき/さわぐ/も/ほど/なき/を をむな/いと/はづ...