心ばへ容貌など深き 末摘花02章04
原文 読み 意味
心ばへ容貌など 深き方はえ知りはべらず かいひそめ 人疎うもてなしたまへば さべき宵など 物越しにてぞ 語ら ...
三つの友にて今一種 末摘花02章05
原文 読み 意味
三つの友にて 今一種やうたてあらむ とて 我に聞かせよ 父親王の さやうの方にいとよしづきてものしたまうけれ ...
さやうに聞こし召す 末摘花02章06
原文 読み 意味
さやうに聞こし召すばかりにはあらずやはべらむ と言へど 御心とまるばかり聞こえなすを いたうけしきばましや ...
父の大輔の君は他に 末摘花02章07
原文 読み 意味
父の大輔の君は他にぞ住みける ここには時々ぞ通ひける 命婦は 継母のあたりは住みもつかず 姫君の御あたりをむ ...
のたまひしもしるく 末摘花02章08
原文 読み 意味
のたまひしもしるく 十六夜の月をかしきほどにおはしたり
06012/難易度:☆☆☆
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